●まちづくりの核となる施設の誘致が進まない。
・核施設の誘致は何故うまく進まないのでしょうか。
「ショッピングセンターやホールをまちづくりの核に据える時代は終わった。」
これは、もう数年前からいわれ続けてきたことです。しかし、何故そうなのかという理由となると、「誘致をしても来てくれないから」というのが本音で、その裏には、「わがまちは大丈夫」という期待や、「まちづくりがうまく進まないのは、核施設が決まらないから」という言い訳が存在していたことが否定できませんでした。
・誘致主義という「他力本願的」な考えが、限界を来たしています。
そごうの倒産は、こうした甘い考えを一気に吹き飛ばしてしまいました。つまり、施設の誘致が難しくなったことが問題ではなく、核となる施設の誘致にまちの賑わいや活力の創出を期待するという「他力本願的」なまちの活性化ビジョンが、時代の変化の中で通用しなくなったことが、端的に示されたからです。
・今求められているのは、大胆な発想の転換です。
ここで道は二つの分かれることになります。
一つは、あえて核施設の集客力に期待せず、コミュニティに立脚したビジネスを地道に積み上げていく方法。
そしてもう一つは、従来とは全く異なる発想に基づき、21世紀社会の戦略施設をまちづくりの核に据え、わがまちが目指す生活のビジョンを、積極的に主張していくという方法です。
・福祉施設や医療・健康施設こそ、これからのまちづくりにふさわしい核施設です。
この後者の方法を考えた時、介護保険制度の創設によって市民が権利として求めるようになった、より高い生きがいの提供を保証する福祉施設や、抜群の集客力をもつ医療施設、あるいはこれらと一体化した心と身体の健康維持・増進施設などは、まさにこれからのまちの中心部に立地することが望ましい施設だということになります。
・あなたのまちの新しい未来を描くお手伝いをします。
そのためには、単にこうした施設を誘致するだけではなく、まちのトータルなシステムやまちの将来発展ビジョンを根本から作り直していく必要があります。それは同時に、都市間競争の中で生き残り続けるまちのあり方を再構築していくことにつながっていきます。
「言うは易く、行うは難き」発想の転換に、大胆にチャレンジしていくことを通じて、あなたのまちの未来を描くお手伝いをします。
こんなお手伝いができます。
まちづくりは息の長い仕事です。それぞれのステップに合わせて、あなたのまちづくりをお手伝いします。
●新しい「何か」との出合いを橋渡しします。
●あなたのまちのあり方を考え直す手がかりを見つけます。
●まちづくりを支える、人と人との結びつきを深めます。
●地域での具体的な動きをバックアップします。
●地域の人々と協働して、新しい生活を合作します。
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