組合のネットワークメンバーが、地域を巡回してまちづくりの課題について意見交換と提言を行う「まちづくりキャラバン」千葉県白井町シリーズの第3回、第4回のレポートです。
第3回は平成12年11月25日(土)の午後、場所はいつもと同じ白井町中央公民館でした。
町会議員、町職員、町民の方々に都市基盤整備公団職員に来て頂き、ネットワークメンバーとで、この日のテーマは「ニュータウンについて」です。
ニュータウンの面積は白井町内で460ha、町域面積の25%、人口では60%を占めています。ニュータウン全体では面積が1,933haであり、鉄道駅も完成し、街開きも終わっていますが、進捗状況は事業費ベースで約半分、入居ベースで約40%だそうです。
白井駅北側は、跨線橋、駅前広場、駅前道路が出来るのでこれから開発が進められること、特定業務用地に事業借地制度が導入されること、初期の入居者が高齢化してきていること、住民と一緒につくるコミュニケーション型まちづくりを考えたいこと、民間住宅については、賃貸分譲を問わず、ニーズが非常に限られることなどが話し合われました。
第4回は日程調整がつかずのびのびになっていましたが、平成12年度最後の日3月31日(土)の午後になりました。場所はいつもと同じ白井町中央公民館でした。
この日は「町とニュータウン」を中心に話し合われました。
ニュータウン内は、道路、下水などの都市基盤が整備されており、それ以外の地区との格差が非常に大きいこと、道路については幹線を除いてニュータウン内で閉じられていること、ニュータウン外のスプロールしている地区の整備をどう進めていくか、現在事業中の組合施行土地区画整理事業地区の魅力づくりをどう演出するかなどが話し合われました。
次回は、4月21日(土)の午後を予定しています。
既に表題で気が付かれたと思いますが、4月1日をもって白井市が誕生しました。人口約5万1千人の最も新しい市の誕生です。
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