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組合のネットワークメンバーが、地域を巡回してまちづくりの課題について意見交換と提言を行う「まちづくりキャラバン」の第１回目として、千葉県白井町へお邪魔しました。今回は第２回目の訪問です。
白井町は、東京都心から北東約30kmに位置しており、面積35.4km2、人口50,760人（平成12年３月末現在）と規模の大きい町です。
町内の一部は大規模ニュータウンである北千葉ニュータウンに含まれており、梨の産地として知られる従来からの農村地域と建設途上の新市街地とが共存しています。このため年齢構成が若いのも、少子高齢化といわれる現在では、珍しい特性だと言えます。
平成12年10月８日（日）の午後、白井町中央公民館で話し合いを行いました。
町会議員、町職員、農業者、町民の方々とネットワークメンバーの合計11人で、この日のテーマは「農業と土地利用」です。
白井町の農家の営農類型としては２つのタイプがあり、(1)果樹（梨）を中心とする農家、(2)野菜＋米を中心とする農家があります。
類型(1)の農家は約300戸あり、後継者もいて比較的安定しているようですが、類型(2)の農家について、農業収入が不安定であり流通対策が重要であるということになりました。
既に、土曜・日曜には役場・婦人会による朝市があります。また、昨年６月からは直売所が設けられて水・土・日に営業していますが、生産・出品の調整やレジの導入等の課題があります。
今後の取り組みとしては、流通対策を中心とするこれらの問題や農機の共同利用、農作業の受委託等について町全体の問題として検討し、大きな方向付けをすることが必要であり、そのきっかけとなるような頭出しが基本計画の中に入っていればいいのではないかと言うことになりました。
次回は、11月25日（土）の午後、「ニュータウンと街づくり」について意見交換を行うことを予定しています。
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